泌尿器科
腎臓、膀胱、男性生殖器(精巣、前立腺、陰茎)疾患の診断・治療を行います。
男女共通
- 尿が出にくい、尿に勢いが無い
- 尿に血が混じる、尿が泡立つ
- おしっこが近い、回数が多い
- おしっこにいきたくなると我慢できない
- 夜間、何度もトイレに起きる
- 尿が残っている感じがする、違和感がある
- おしっこをする時、痛みがある
- 尿が漏れる
- 足がむくむ
- 腰や背中が痛む
- お腹が急に痛くなる
- 下腹部が張っている、下腹部が痛む
- (健診などで)血尿やたんぱく尿を指摘された
- おねしょが治らない
男性
- 睾丸や陰嚢が腫れた
- 陰茎が腫れた、痛い
- 陰茎、陰嚢がかゆい
- 尿道から膿が出た
- 亀頭、包皮に水疱やイボができた
- PSA(前立腺特異抗原)が高いと言われた
- 男性更年期障害のような気がする
- 勃起力が低下した
- 精子に血が混ざる
女性
- 尿が漏れる
- おしっこが近い、回数が多い、夜間何度もおしっこに起きる
- 尿が残っている感じがする
- 腟から丸いものが脱出する
- 外陰部がしみて痛い
主な泌尿器疾患
尿路感染症
尿の通り道に細菌が感染し、炎症が起こっている状態です。排尿時に痛みを伴うことが多いです。
膀胱炎、尿道炎、腎盂腎炎等。
・精巣上体炎
俗に副睾丸炎とも呼ばれます。細菌感染により陰嚢の腫大、発熱、疼痛をきたします。
前立腺肥大症
加齢とともに前立腺が大きくなることで、尿道や膀胱を圧迫し、排尿障害を起こしている男性特有の疾患です。
過活動膀胱
過活動膀胱は、急に起こる我慢出来ないような強い尿意(尿意切迫感)を主症状とする疾患です。
尿失禁
尿失禁とは自分の意思とは関係なく尿が漏れてしまうことと定義づけられています。
40歳以上の女性の4割以上が経験しており、実際に悩んでおられる方は多いです。
夜間頻尿
夜間、排尿のために起きなければならない症状を夜間頻尿といいます。排尿に関わる症状のうち最も頻度の多いもので、40歳以上の男女で、約4,500万人が夜間1回以上排尿のために起きる夜間頻尿の症状を有し、加齢とともに頻度が高くなります。
おねしょ(夜尿症)
子供のおねしょ(夜尿症)は、「5歳を過ぎて1か月に1回以上の頻度で夜間睡眠中の尿失禁を認めるものが3か月以上つづくもの」と定義されます。
亀頭包皮炎
亀頭包皮炎とは、亀頭とその周囲の包皮に毛が絡む等何らかの原因で傷がつき、細菌や真菌が亀頭、包皮に感染して起こります。性行為をきっかけに受傷し感染することもあります。
大人だけでなく、お子様にも起こりやすい病気です。
尿路結石
体の中で不要になった物質が結晶のようになり、尿路内に石を形成した状態です。
結石が尿路をふさぐと、突然強い痛みを起こします。
痛みは夜間や早朝に起こることが多く、2~3時間続きます。数分おきに痛みが強くなるなど、痛みに強弱があることが特徴です。
尿路悪性腫瘍
腎癌・膀胱癌・前立腺癌などがあげられます。
前立腺癌の診断にはPSAと呼ばれる腫瘍マーカー検査が有用です。
当院では、悪性腫瘍の早期発見に努め、病院と連携してフォローを行います。
LOH症候群
LOH症候群(男性更年期障害・加齢性腺機能低下症)は、加齢や疲労、ストレス、環境変化により男性ホルモンが低下することにより、精神神経症状や性機能低下などの症状が現れる疾患です。
のぼせ、動悸、集中力が続かない、体がだるい、やる気が出ないなどの不調を感じていらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
検査器具
・超音波診断装置
・尿流量測定装置
トイレで排尿するだけで、尿の勢いが測定できる装置です。