淋菌に予防効果があるワクチン
当院では、淋病の予防目的に、髄膜炎菌ワクチン(BEXSERO)の接種を行っております。
髄膜炎菌ワクチン(BEXSERO)は髄膜炎菌感染症(特に髄膜炎菌B型)に対する予防を目的としたワクチンです。
髄膜炎菌B型は淋菌と同じNeisseria属、また構造が非常に似ていることから淋菌予防の可能性が指摘されていましたが、様々な調査から髄膜炎B型ワクチンにより淋病が50%-70%程度予防できることが報告されています。
淋菌は現在耐性菌が問題となっており、標準治療として使用できる抗生剤に内服薬はほぼなく、セフトリアキソンの点滴、もしくはスぺクチノマイシンの筋注と治療が難しい状況です。
ワクチンとDoxy-PEPを併用することで淋菌に対して高い予防効果が得られると考えられていますので興味のある方はお声がけいただければと思います。
*自費診療となります。
*輸入ワクチンです。
費用
1回 28,000円
2回セット 54,000円
1回目から1か月以上の間隔をあけて2回の接種を推奨
副反応
接種部位の腫れ、痛み、倦怠感、頭痛、発熱等