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おねしょの宿泊行事対策

 小学生以上のお子様のおねしょにお悩みのご家庭では、宿泊を伴う行事への参加に不安を覚えることが多いのではないでしょうか。

お子様が、楽しみだけど、おねしょをしたらどうしよう…という不安な気持ちを抱えている姿を見るのは親御さんも辛いですよね。お子様の宿泊行事への参加が、楽しい思い出になるように、参加に向けての対策をご紹介します。

 

宿泊学習まで時間がある場合(2ヶ月以上前からの準備)

・引率の責任者(担任や保健の先生など)への相談。

・医療機関の受診をして生活習慣の見直し→改善が見られないときは内服薬で薬物療法。

 内服薬の効果が見られる場合は、お子様の参加時に持参させる。服用方法などはお子様と担任の先生、双方にしっかり伝え、確認しておく。先生のお部屋で飲ませてもらうのが望ましいです。

 

宿泊学習まで時間がない場合(できれば一ヶ月半前からの準備が望ましい)

・医療機関を受診して生活習慣の見直し。夕食時の水分摂取を、コップ一杯(200cc)を目安にする。内服薬の治療を相談する。

 

参加当日

・内服した中で、一番効いた薬を持参する。

・夕食時からの水分摂取を控えめにする(夕方までは十分に水分摂取をしましょう。)

・パジャマは色の濃い厚手のダボッとしたものにする。

・入浴後のタオルはラップタオルを持参する。パンツには女性用の尿失禁パッドを仕込んでおく。男子の場合はトランクスを二枚重ねにし、その間に挟む。女子の場合はオーバーパンツとショーツの間に挟む。位置は男子は陰茎があたる辺りに。女子は外陰部周辺です。

・夜中にそっと起こしてもらう。

・朝、早めに様子を見てもらう。

季節に合わせた対策を!

・冬の宿泊行事は冷えへの対策も必要です。腹巻きや温かい下着などお子様の寝相を想定した準備をしましょう。

・夏は夜の水分摂取(スイカやアイスなど)が多くなりがちです。引率者に協力をお願いし、お子様が必要以上に水分を摂取するのを防ぎましょう。

 

いずれの対策もお子様の気持ちを第一にして、お子様の意向にそって対策しましょう。相談する引率者も、信頼できる人を選びます。

 

 宿泊行事対策は、一時的な対処法であり、根本的な治療とは違います。おねしょ治療は焦らずに、本人の自信がなくなることのないように見守ってあげてください。

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